2012年06月23日

6月おはなし音楽会

今月のテーマは『ぼーがいっぽん』。
ゲストはおなじみ、
フルーティストの丹下聡子さん。


それはなんじゃ?

くるくるっと巻いた紙の棒をいっぽんずつ…

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刀になったり、
「せっしゃ、おさむらいさんでござる!」

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フルートの吹き方を習ったり、

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いっぽんばしになったり。

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関ケ原スタッフ、優しいY子お姉さんのおはなし。

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あ!ほんとにお侍さんがやってきた!!

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せっしゃ、おさむらいさんでござる!

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もちろん、フルートの演奏もたっぷり。
(ドビュッシー《シリンクス》。
 音楽が始まった瞬間、こども達がすうっと静かに
 なったのには、本当に感動した。)

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今月も楽しかったね。
みんな、ありがとう。
また一緒に遊ぼうね。






posted by K10 at 18:51| 関ヶ原

2012年06月17日

豊かの郷のピアノ

ピアノと出会ったのは、2009年のことだった。

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そこは豊かの郷。
時代の荒波の中、たくさんの人が守りぬいた、伝統の学び舎。
その圧倒的に美しい校舎の、美しい講堂の片隅に、その子はいた。
経た年月がそのままに刻まれ、音楽を奏でるには厳しい姿。
それがスタインウェイだとわかった時、資料室でみた70年以上前の
古い手紙が頭をよぎったのだった。

「次はグランドピアノをいれたいのです。中古で良いものが
 あれば、舶来のものを…」

スタインウェイは直る。
私は知っていたけれど、実際に動き出すにはそれから2年半の
月日が必要だった。ただ、待っていた。
やがて、その子は本当に、直されることになった。
故郷の教育のために巨額の私財を投じた偉人たちの思いと、
そのもとに育った多くの人々。
そして、楽器を愛するピアノ職人の力によって。

この秋、それを記念するコンサートが開かれる。
その打合せに、郷の小学校を訪れた。
大切で、幸せな時間だった。

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旧校舎と、新校舎の間にある運動場。
きっと、私もここにいるのだと思う。


秋の日、良い音楽の日となりますように。





posted by K10 at 17:16| 日記

2012年06月16日

ピアノ搬入

新しいアトリエに、魂が入る日。

ピアノの搬入日。
残念ながら、雨。

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除湿機とにらめっこする設計のT氏。
後日談:温度・湿度ともよく安定して非常によい環境。
    何より、響きが素晴らしい。


ピアノの引越しに付き合うのは、ざっと数えて10回以上。
たぶん、多い方?

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何回目だって、変わらずどきどきする。



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1年半ぶりの再会。
この子が私を連れて行く馬、黒い馬。

待たせてごめんね。
夏がくるね。どうぞよろしくね。


この環境を授けてくれた、両親、家族。
私は芸術とともせいいっぱい生きることを誓います。

本当にありがとう。




posted by K10 at 23:51| 日記

2012年06月13日

ゼミ3回目

とにかく一刻もはやく、「調査」なり「研究」なり、
まともなレベルに到達すること。

小学生の夏休みの自由研究、と自嘲気味に呟いたら、
いや、中学生くらいじゃないですか。

ううむ、シャレにもして頂けないらしい。

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学食裏の緑が、ぐんぐん色濃くなってきた。


午後は、そのまま他県まで移動して仕事。
頭の切り替えが大変だった。







posted by K10 at 23:30| 日記

2012年06月10日

流動する境界とそれを操ること

《魔術/美術−幻視の技術と内なる異界》
 2012年4月13日→6月24日
 愛知県美術館

愛知・岐阜・三重の3県立美術館の、第6回目の協同企画展。

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既に観たことのある作品も多かった。
(岐阜県美のコレクションはなかなかにツボ)
それらを、独特の視点を軸に並べてみせることで、
新しい感覚を呼び起させる。
展覧会の主題として、そんな目的もあったのだと思う。
そしてその手法自体が、私のプログラム・ビルディングの方法に
近しい部分があるように感じて、ううむ、色々と考えてしまった。

20世紀末からこちら、「境界」とやらは、
当たり前だが何にもなくなってはいない。

ただ、異様に流動する。

私はその「流動する境界」を操作したいのではない。
はっとする瞬間に、獣のように飛びつき捕えたい、
時に切り取りたい。

何よりも、あるがままに。


しかし果たして、…。



図録の解説にあった「コレクションとスーヴニール」の定義。

すなわち、コレクションは分類を経て美術の動向など抽象化された一連のコンテクストへ再配置されるもの
である。その過程において、固有の過去は取り替え可能なものとなり、コレクションというシステムが全てに優先する。一方、スーヴニールはより個別的で物語性を孕んでいる。対象物と、それが本来あった場所、時間、そして、それを眺める「私」が遠く隔たっている場合、その断絶こそが見る物の欲望、空想を刺激する。

中村史子「コレクションの魔力」展覧会図録p.11



ここに反応する私は、もう何年も前から同じ壁の前にいる。

この展覧会、作品ではなくその主題そのものに対して、
私は随分と個人的な問題意識を観てしまったらしい。
そしてそれをこうして晒してしまうのは、私の名にかかった
呪のせい、ということにでもしておこうか。
(昔むかしの、ロシアのマジシャンと同じ名前なんです。
「魔術」の言葉に妙な反応をするのは、きっとこのせい)


* * *

この日の午前中は、発表会の伴奏のお仕事だった。
時にアクシデントもあるが、それすらも美しいと思う。
音楽を趣味としてシンプルに愛する人々から、
学ぶことはいつも本当に多い。

     
それにしても、長い一日だった。






posted by K10 at 23:58| 展覧会

2012年06月08日

CHAIR cheers CHAIRS!

愛知県立芸術大学 資料館 展覧会

【CHAIR cheers CHAIRS!】

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会期:2012年5月15日〜6月10日 ※終了


* * *

現役で学生だった頃は、ほとんど入ったことのなかった資料館。
(階下の部屋は、1年生時「和声」授業の教室だったので、
 毎週火曜日の1限、通っていた。
 夏になると、蝉の声がものすごく反響していた記憶。)

実にもったいないことをした。
美しい空間。
ようやく、体感できるようになった私。

どこか、遠方の美術館に、雰囲気の似た空間があったような…。
そこには、高村光太郎の彫刻があったような…。

何もかも、おぼろげな記憶、ばかり。

* * *

会期終了ぎりぎりで飛び込めた。
気の利いたタイトルで、楽しい展示でした。

ただ、椅子の展覧会で座れないのはフラストレーションが溜まる。
これはイタシカタナシ。


吉村先生の本箱が好きです。
自然に懐かしい。




 
posted by K10 at 23:52| 日記

2012年06月06日

灯を受け継ぐ

午前中を大学で学生として過ごし、
午後からは社会人として会議に出席する。

直感だけで仕事はできない。
けれど、私は直感だけが頼りだったりする。

ただ、心から、大切に受け継ぎたいと願う思想。
それはしみじみ、灯のようなもの。
そのようなものに、自分が出会うとは思っていなかった。

否。そのような直感があったからこそ、
きっと、私はここに来ているのだろう。

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空と風景に、思いは宿る。






posted by K10 at 23:49| 関ヶ原
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