2012年12月22日

12月おはなし音楽会

◇ ◇ ◇

もちろん、クリスマス・パーティ!!

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会場は、シャインズビル・セーカリーホール。
たくさんのお友達が集まってくれました。

ゲストは、ソプラノの天野久美さんと、ピアニストの福井友美さん、
そして、サンタさん。
友美さんは、ハロウィンに続いて2回目の登場です。

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スタッフ絵本当番は、Y子お姉さんと、Yお兄さんでした。
2人一緒に読んでもらうのも、とても楽しいね。

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ピアノ連弾による《熊蜂の飛行》や、
(ブラインド・オクターブとグリッサンド、モリモリのブンブン!!)
愛にあふれたアリア《わたしのお父様》、
燃えたつような、夜の女王のアリアも。
ばあばのおはなしも一緒に、楽しい物語の時間となりました。

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プリマドンナとばあばとサンタクロース。
不思議な、大好きな世界。


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また来年も、どうぞよろしく。
関ケ原、伊吹山をのぞむ泉のほとりへ、遊びにきてくださいね。









posted by K10 at 12:45| 関ヶ原

2012年11月24日

11月おはなし音楽会

◇  ◇  ◇

11月のテーマは『わらべうた』。

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いろんな野菜で、かぞえうた。
これはなあに。食べたこと、あるかな?

今回のゲストは、ソプラノ鳥居玲子さん。
関ケ原おはなし音楽会には、3度目の登場です。
その豊かでしっとりとした歌声は、ここの広場にすっかり、
お馴染みのものとなりました。

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♪赤とんぼ  ♪焚火  ♪冬景色
アカペラの、美しかったこと!!!


♪いっぽんばし、わたれ、
 さあ、わたれ、
 こんこがでるぞ、
 さあ、わたれ

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♪London Bridge is broken down,
 Broken down, broken down.
 London Bridge is broken down,
 My fair lady.

《ロンドン橋、落ちる》 有名なイギリスの歌。
この曲と、とても良く似た日本のわらべうた。
遊び方もほとんど一緒。
世界中のこどもたち、きっと言葉が通じなくても、
一緒に遊べるなあ。


今月の関ケ原スタッフ読み聞かせは、Tお姉さん。
関ケ原おはなし音楽会の中心的スタッフであり、すみずみまで
行き届いた準備をして下さいます。
いつも、本当にありがとうございます!

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あ、何か見つけたかな。


紙芝居『ごろはちだいみょうじん』。

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おはなしの世界にも、悲しい出来事はおこる。
それは確かに、生きていく力へと育つ種です。


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日本の四季は、美しい。
失われゆく景色も、物語や音楽のなかにその命がある限り、
大切に、愛を込めて、表してゆきたいと思います。

ありがとうございました。











posted by K10 at 10:00| 関ヶ原

2012年11月03日

関ケ原シャインズコンサート2012

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☆人間村カンパニー http://www.sekigahara.jp/human/rinen.html

十数年前、ここを訪れるという幸運に恵まれたこと。
その後の長い空白期間を乗り越え、再びのご縁に恵まれたこと。

ここでしか知りえない、音楽の力があった。


素晴らしいコンサートでした。
参加させていただき、本当にありがとうございました。





posted by K10 at 10:22| 関ヶ原

2012年10月27日

10月おはなし音楽会

◇  ◇  ◇

10月は『ハロウィーン・パーティ』!!
いつもより広い、シャインズビル・セーカリーホールでの開催、
ピアノも本物のグランドピアノです。

今回の共演は、ピアニストの福井友美さん。
そう、連弾での出演です。
若き関ケ原スタッフの皆さんにより、素敵に飾り付けられた会場。
今日は、ここからどんな世界が飛び出すかな?

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ハロウィーンを意識した素敵なドレスの友美さん。
今回は、演奏中の写真を撮り忘れてしまいました…残念。


関ケ原スタッフ、Nさんの読み聞かせ。

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お仕事の途中で、おはなし音楽会に参加して下さいました。
楽しいおはなし、本当にありがとうございました!


メインの音楽プログラムは、ムソルグスキー《はげ山の一夜》。
この強烈な音楽に、小さなこども達が、最後までとても集中して
聴き入ってくれたこと。

ばあばの読む、少し長くて少し難しいおはなしにも、じっと絵を
みつめながら、小さな耳をそばだててくれていたこと。

心に、本物の火が灯った瞬間。

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よく晴れた日でした。
せきがはら人間村の、野外彫刻スペース《アジアの苑》にて。

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おはなしばあば、いつも本当にありがとう。
これからも「物語」を追っかけていこうね。











posted by K10 at 10:30| 関ヶ原

2012年09月22日

9月おはなし音楽会

今月のテーマは『絵本作家がやってくる!』。
いつもみんなで楽しんでいる絵本を、作っているひとが
おはなし音楽会に来てくださいました。

絵本作家の、正高もとこ先生です。

まずは先生、「眠りの国の魔法使い」として登場。
美しいパネルシアター、≪くるみ割り人形≫からスタート。

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そして自作の絵本『まいにちまいにちたんじょうび』を
読んでくださる正高先生。
作者ご自身による読み聞かせ、とても幸せでした。

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今月の関ケ原スタッフ絵本当番、Y子さん。
自分が子供の頃、大好きで何回も読んだ、という絵本
『パパ、おつきさまとって』を読んで下さいました。
セロテープで補強されたページの、愛おしいこと。

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おはなしばあばと、先生の共演も。

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終演後はサイン会。
いつの日か、子ども達が大人になった時、ふと、
今日の日のことを思い出してくれたら、と思うと、
またとても幸せな気持ちになります。

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絵本作家さんは、本物の魔法使いさんでした。
またぜひ、一緒に遊んでください。

正高先生、ありがとうございました!






posted by K10 at 22:04| 関ヶ原

2012年07月28日

注文の多い料理店-2-

せきがはら人間村フォーラムこどもの日2012

当日。
早朝から集まる大勢の若手社員さん。
準備は万端。

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ふしぎの森の奥。静かに出番を待つ舞台。

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本日の案内人おはなしばあば。森の木々を、じっと見つめる。


こども達が集まってきました。
今日はみんな、山猫に変身するのです。
まずは、好きな色の「山猫のもと(お面の土台)」を選びます。

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何色を選んだのかな?

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のぞくと、違ってみえるよ。

さあ、みんな山猫!
おはなしばあばの語りで、自分だけの山猫づくりが始まります。

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どんな素材も、おはなしを紡いでいく。
こどもたちの傍らには、お父さんお母さん、
関ヶ原製作所の素晴らしい若者たち。

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ふしぎの森のなかは、お腹を空かせた山猫たちでいっぱい。
さあ、音楽劇《注文の多い料理店》の始まりです。

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花音さん登場。

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舞台転換スタッフも、準備オッケー。

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カーテンコールには、作曲家のくりもとようこ先生もご登場下さいました。


音楽、物語、美術。
すべてを味わう時間。
株式会社関ヶ原製作所、せきがはら人間村財団を母体に、
この美しくて不思議な時間が生まれました。

一番大切なものは、こどもたちの心のなかにしまわれた、何か。
それは、昔こどもの私たちにも。

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posted by K10 at 21:04| 関ヶ原

2012年07月27日

注文の多い料理店-1-


せきがはら人間村フォーラム2012こどもの日
  つくってあそぼう きいてあそぼう
     《注文の多い料理店》


その舞台を作るために、我らが関ケ原のスタッフたちは
何か月も前から知恵を絞り、準備をしてきました。

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連日、就業後の作業。日本には、こんな素晴らしい若者たちがいる。

「わくわくチャレンジ」でこども達と作った《ふしぎの森》。
これが、音楽劇『注文の多い料理店』(作・宮澤賢治 作曲・くりもとようこ)
の舞台となるのです。

音楽劇の進行に合わせ、立体的に展開してゆく舞台を、
関ヶ原スタッフは様々な工夫を凝らし、とても楽しげに
形にしてゆきます。
(昨年の「海のパネル」が数段階ヴァージョンアップ)

さりげなく日本の伝統玩具に見られる仕掛けが組み込まれて
いたりして、いやはや日々驚愕。
まさに「ものづくりの会社」ならではのスピリッツを感じる、
素晴らしい経験をさせて頂きました。

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西洋料理店「山猫軒」。完成!これも、動きます。
(ううむ、写真が傾いているのは、撮ってる私が一緒に首を傾げたからか)


* * *

本番前日。
出演くださるコンサートグループ「花音」のメンバーが、
リハーサルのため関ケ原にやってきました。

花音さんは、ソプラノ2名、ピアニスト2名、ヴァイオリニスト1名
からなるグループで、全員がお母さんでもあります。
各自がオペラの舞台やリサイタル等、多忙な演奏活動を続けられると
同時に、「こども達のためのコンサート」を企画、上演されています。

音楽劇《注文の多い料理店》は、花音さんの委嘱作品。
初めて観た時から、「いつか関ケ原に!」と願っていた私です。
ですから、この上演は私にとっても、夢の舞台でした。


リハーサルが始まりました。
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曲に合わせてちゃんと仕掛けが動くか…。ちょっとドキドキ(私が)。
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物語に合わせて、後ろの絵が…動いた!
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部屋はけむりのように消え…。「おうい、おうい、ここだぞ、早く来い。」
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舞台両脇に広がるのが、みんなで作った《ふしぎの森》。
この森は物語の扉。開いて、みんなを森の奥へといざないます。


リハーサルは、ばっちり!。
さあ、明日はこども達とさらなる物語作りの世界へ。

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きれいな空。きっと明日はいい天気。








posted by K10 at 13:22| 関ヶ原

2012年07月14日

ふしぎなたね


株式会社関ケ原製作所シャインズビルにて開催された、
《関ヶ原わくわくチャレンジ》2012年7月のテーマは

『ふしぎなたね』

身の回りにある色々な物。
えんぴつ けしごむ ボタン ビーズ
どんぐり ストロー CD クリップ …

みんなみんな、たねになる。
育つとしたら、どんな木になる?

関ヶ原製作所スタッフが作成した「ふしぎのもり」。

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制作方法もすべてスタッフの考案。毎年どんどん面白く豊かに。

ここに、こどもたちが生み出したたくさんの
「ふしぎの木」が根を下ろしました。

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なんて鮮やかな!


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創作の始まり、彼女は迷うことなく、小さな紫色のビーズを手に取りました。
この木の名前は「ゆきの木」。時の流れまでみえるよう。


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この木は「こころの木」。そこには喜びも悲しみも。
そして、優しく繋がれています。



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「えんぴつの木」。お父さんと一緒に作った思い出は一生。

ひとつひとつ、すべての木に、物語がぎっしりと詰まっています。

この「物語の森」は、後に訪れるさらなる物語の舞台に。

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宮澤賢治さん。お待ちしています。
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この切り株、演奏者用の椅子になります。なんと、高さ調節もできます。すごい。






posted by K10 at 12:07| 関ヶ原

2012年06月23日

6月おはなし音楽会

今月のテーマは『ぼーがいっぽん』。
ゲストはおなじみ、
フルーティストの丹下聡子さん。


それはなんじゃ?

くるくるっと巻いた紙の棒をいっぽんずつ…

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刀になったり、
「せっしゃ、おさむらいさんでござる!」

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フルートの吹き方を習ったり、

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いっぽんばしになったり。

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関ケ原スタッフ、優しいY子お姉さんのおはなし。

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あ!ほんとにお侍さんがやってきた!!

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せっしゃ、おさむらいさんでござる!

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もちろん、フルートの演奏もたっぷり。
(ドビュッシー《シリンクス》。
 音楽が始まった瞬間、こども達がすうっと静かに
 なったのには、本当に感動した。)

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今月も楽しかったね。
みんな、ありがとう。
また一緒に遊ぼうね。






posted by K10 at 18:51| 関ヶ原

2012年06月06日

灯を受け継ぐ

午前中を大学で学生として過ごし、
午後からは社会人として会議に出席する。

直感だけで仕事はできない。
けれど、私は直感だけが頼りだったりする。

ただ、心から、大切に受け継ぎたいと願う思想。
それはしみじみ、灯のようなもの。
そのようなものに、自分が出会うとは思っていなかった。

否。そのような直感があったからこそ、
きっと、私はここに来ているのだろう。

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空と風景に、思いは宿る。






posted by K10 at 23:49| 関ヶ原

2012年05月26日

5月おはなし音楽会

今月のテーマは『でんでんむし』。

日本には、いったい何種類のかたつむりがいるか、
ご存知ですか?

なんと、700種類以上!
(本当にびっくりした。ちょっと怖いくらいだよね 笑)。

あと、でんでんむしって、どこからうんちするか知ってます?
首の後ろの小さな穴から、ぽちっと。

今回は、私も絵本から知ることが多くて萌えました。
(中学時代は生物部部員でしたし)


ゲストは、ホルンの加藤惠三さん。
おはなし音楽会には、2度目の登場です。

皆が知ってるあの《かたつむり》の歌も、惠三さんの歌に満ちた
ホルンで演奏されると、まさに名曲。うっとりしました。

サン=サーンスの《ロマンス》は、柔らかく広場いっぱいに。

おはなしばあば考案の「でんでんむし体操」。
皆、一緒に楽しかったね(大人も楽しいのですよ、なぜだかほんとに)。

今月のスタッフおはなしお兄さんは、ベテランのK瀬さん。
子ども達が全員、きゅっと絵本の前に集まって、K瀬さんの声に
じっと耳を澄ませている。本当に素敵な光景でした。

スタッフの皆さん、
集まってくれた子ども達、そしてご家族。
今月も、素敵な時間を本当にありがとうございました。

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来月は、フルートですよ☆
どうぞお楽しみに!





posted by K10 at 23:00| 関ヶ原

2011年08月28日

スベテウタ

関ケ原、夏の終わりを告げるひぐらし。
その歌が、これほど美しいものだとは知らなかった。
なんども前を通りながら詣でられずにいた神社の鳥居を、
はじめてくぐった。

縁とはしみじみ不思議なもの。
少し離れて届く夏祭りの音に、人々との出会いを思う。
神様に手を合わせるのと、浮かぶたくさんの笑顔に手を
合わせるのと、それはおんなじことだった。


音楽の中心、心臓、魂とは、歌に他ならない。
それが、学んだすべてだったのだ。


すべて、うた。
スベテウタ、と、呪文のように繰り返す。

あ、リトルネロ…。


輪が、空へと広がっていく。









posted by K10 at 00:37| 関ヶ原

2011年08月03日

夏の庭、心の庭(その2)

もう、8月!

その前に、先月末に行われた、素敵なイベントのご報告を。
* * * * *

出番を待つジョン。

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せきがはら人間村フォーラム「こどもの日」、今年のテーマは、
『みんなでつくるおばけの世界〜おんがくにのせて〜』。
前回の記事は、そのプレイベントでした。)

しみじみ、素晴らしい日となりました…!

音楽と、物語と、造形と。すべてが、等しく大切な時間。
願ったことは、関ヶ原のこども達と、関ヶ原のスタッフの皆さんが
完全に叶えてくれました。

本当に、ほんとうにありがとう。

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  ふかいふかい海の底、3000年を生きる巨魚ジョンは、
  今はいない仲間たちを思い、ふかいふかいため息をつく。
  物語のはじまり。

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  僕ら、おばけ。暗闇のなかで、ジョンのため息に心うたれた。
  ジョンに会いにいきたいけれど、僕らおばけだから、
  驚かせるのは得意でも、楽しませるのは苦手なんだ。

  こどもたち、手伝ってくれるかい?


さあ、ジョンに楽しんでもらうために、おばけを変身させよう!

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好きな材料、どんどん使ってね。

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制作中のBGMは、もちろんライブ。
フルートとの共演もたっぷり。

この後、暗闇のパネルは、大きな海のパネルへ転換。
(これは実に、関ヶ原スタッフのアイデアと技術の賜物!
 5mのパネルが、立体的に10mへと展開していく。
 あの「動き」は、本当にもう、たまらなかったなあ☆)

子ども達が作った美しいおばけたちが、ジョンを囲みます。
よかったね、ジョン。

そして始まる音楽会。ジョンのための、音楽会。

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共演はフルーティスト丹下聡子さん。
メシアン、この日も素晴らしかった!
彼女との共演には、いつも不思議な星を感じます。
本当に、ありがとう。

そして、私は「おはなしばあば」に育てられました。
ずっと、いつか一緒に活動しようと、心に決めていました。
アーティストとして、あなたを尊敬しています。
本当に、ありがとう。

最っ高!な仲間たち、関ヶ原製作所の皆さん。
皆さんには、いつも、感動させられてばかりです。
進むべき美しい未来を、皆さんが、確かに作っている。
その実感。
臨場させて頂けることに、心から感謝しています。
本当に、ありがとう。

さらに、関ヶ原のこども達!
みんなと一緒に遊べて、ものすごく楽しかったです。
これからも、一緒に遊ぼうね。
素晴らしい魔法の力をみせてくれて、本当に、ありがとう。

* * * * *

  色とりどりのおばけたちと、にぎやかな音楽は、
  遠い海から、優しい魚の花子を呼び寄せ、
  ジョンは、3000年の孤独から解放されました。

  よかったね、ジョン。











posted by K10 at 01:14| 関ヶ原

2011年07月16日

夏の庭、心の庭

この4月からは定期的に、関ヶ原の地へ通うようになりました。
はじめたのは、『おはなし音楽会』。
絵本や紙芝居と、音楽のひととき。
子どもも大人も、おはなし恐竜キキも、おはなしばあばも、
私たち音楽家も。
月に一度、同じ場に膝つきあわせて、物語に遊ぶ時を過ごします。

今日は「みんなでつくるおばけの世界〜おんがくにのせて〜」を開催。
小さな黒い厚紙は、「おばけの素」。
そこから想像をボンボンふくらませて、子どもたちは
思い思いのおばけ、「自分だけのおばけ」を作りました。
色画用紙も、ストローも、きらきらモールも、壊れたCDディスクも。
素材は自在に形を変え、同じおばけは全く見当たりません。

集中した指先。
そこに繋がる頭脳で繰り広げられている「物語」は、
鍛えられている刀さながらに熱いのでしょう。

子ども達が制作している場で、私はずっとピアノを弾いていました。
ブルグミュラーの《アラベスク》を弾いたら、ひとりの少年が
「それ、習ったよ。」
彼はその後、素敵にダンディな演奏をプレゼントしてくれました。

大好きな工作、自分のおばけを作っているその指で、楽器は歌う。
作りかけのおばけが、譜面台で待っています。
見えませんか、まさにそこに、muse が。

またぜひ、聴かせてね。

  あまりに素敵な時間と場所すぎて、いつものことながら
  写真撮影を完全に忘れておりました、ううむ。
 
  イベント終了後に撮った、大きな窓から見える芝生と
  真夏の空。

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7月30日は、「関ヶ原こどもの日」。イベント・タイトルは同じく、
「みんなでつくるおばけの世界〜おんがくにのせて〜」ですが。
物語のはじまりが、全然違うのですよ。

<さあ!ひとりぼっちの魚、ジョンに会いに行こう。>

関ケ原の若き仲間達が、素晴らしい仕掛けを準備してくれています。
まさに、スペクタクル!

そして我々音楽家も、腕をふりふり待っています。

夏の庭、心の庭へ。
その道は人間の魂に続いていると、私は信じています。

お力添えくださる全ての方々に、深く御礼申し上げます。


posted by K10 at 23:26| 関ヶ原

2010年11月06日

関ヶ原の秋

2010年秋。
素敵な時間を過ごさせていただきました。

☆学習企業せきがはら人間村 http://www.sekigahara.jp/index.html

不思議なご縁で、ここを訪れるようになってから、約2年が経ちました。

* * *

去る11月3日。
同社での秋祭り、ニューセキガハラ・フェスティバル2010に、
フルーティスト 丹下聡子さん、トランペッター 大山紀伯さんと共に
参加させて頂きました。

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この10月にオープンしたばかりの、シャインズビルディング。
可愛らしく飾り付けされています☆

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ここの新しい仲間、ピアノ!

今回のフェスティバルは、シャインズビルディングと、このピアノを
関ヶ原の皆さんに紹介する機会でもありました。

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大きな窓の、むこうに広がる庭。
フランスの彫刻家 ピエール・セーカリー氏の作品がみえます。
その他、清塚紀子氏の美術館、加藤正嘉氏の絵画、等など。
ここはアートの森。
作品たちが、まるで森の樹々のようです。


フェスティバルでは、社員の方々による演奏会も開かれました。
ピアノ演奏や弾き語り、三味線、チェロ、ギターなど。
皆さん、本当に素晴らしかったです☆☆☆
この日のためのリハーサルも、嬉しい思い出になりました。

そして我々音楽隊は、子供たちとのファミリー・コンサートを。
「お兄さん、お姉さん」は、年齢を忘れて hop! hop!

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なんとも楽しい時間でした♪

* * * * *

一日おいて、11月5日。
この日は、全社員の皆さんが出席されての、
シャインズビルディング完成記念式典が行われました。


その式典での、ピアノコンサートに出演させて頂くという
大変に光栄なお話しを頂いたのは、今年3月のことです。

お話しを伺った時すぐ、この公演におけるアンサンブル・カラヴィンカ
との共演が、心に浮かびました。

☆アンサンブル・カラヴィンカ http://blog.livedoor.jp/e_kalavinka/

この地に、アンサンブルは、とてもよく響くだろう。
ここを訪れるたびに感じる、きらきらと交差するたくさんの光の粒と、
室内楽は、なんだかよく似ているように感じたのです。

以来、様々なイベントや準備のため、いくたびか関ヶ原を訪れましたが、
皆さんとの交流のなか、その思いは次第に強くなっていきました。

いよいよプログラムを決定する段になり、私のソロだけでなく、
カラヴィンカとのステージも入れたいとお話ししましたら、
大変に快く、御了承くださったのでした。

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親愛なる、アンサンブル・カラヴィンカのメンバーと。


* * *

この2日間の公演は、私にとり、大きな扉を開くような時間でした。

記念すべき大切なイベントのために、多くの時間と労力を尽くされた
関ヶ原の皆様。
そして、支えてくれた仲間たち、すべての方々へ。

心に残る秋の日を、本当にありがとうございました。





posted by K10 at 00:32| 関ヶ原

2010年08月16日

夏休み -2-

空気の温度はまだまだ灼熱。
けれど、お盆をすぎると何かふと、変わる気がする。
夜を徹して鳴く街の蝉の声に紛れて、感じる微かな兆し。
暦は秋だもの。

* * *

「これまでに経験のない新しいお仕事を頂きました。」と
7月のブログに書きました。

それは6月のことで、お仕事とはなんと「講演」。
ピアノを弾かずに、お話しだけするのは初めてのことで、
しかも、テーマは「チームについて」。
(…ふき出してる友人たちの顔が想像できます…。)

でも、このテーマを頂いた時すぐ、私の胸に浮かんだのは、
アンサンブル・カラヴィンカと重ねてきた年月でした。

☆アンサンブル・カラヴィンカ:ホームページ
 http://blog.livedoor.jp/e_kalavinka/

* * *

ピアニストは、基本的に独裁者的思考の持ち主が多い、と思います。
(ベートーヴェンの交響曲「運命」だって、ひとりで弾けるんです)。

まあピアニストに括らなくても、大変にワガママで勝手な性分の私。
「チーム」と聞いて友たちが笑うのも無理ないほど、集団行動が苦手なタイプで、それは今でもあまり変わりません。
プライベートと仕事は別、ではあるとしても、20代の頃は特に、室内楽に積極的なピアニストではありませんでした。

そんな私が、このアンサンブルとは、気づけば8年。
ゆっくりゆっくり、重ねてきた時間。
ただ、アンサンブル・カラヴィンカの音楽に、「一緒にいたい」と思い続けて、年月が過ぎました。
自分以外の音を、本当に「聴く」ことの、幸せと難しさと。
柔らかく受け取った、たくさんのこと。

* * *

講演の原稿を書きながら、この10年程を思い出してニヤニヤしたり、冷や汗をかいたりしましたが、それは思いがけず、記憶の整理にもなりました。

むろん、この10年ばかりが、変化に富んでいたとは思いません。
いつだって、明日は知れない。
けれど、表現者として生きたいと、私が幼い頃から持ち続けた「願い」を、少しずつ「覚悟」へと変えていった、その10年であったことは、確かだと思います。

アンサンブル・カラヴィンカは、ずっと傍にいてくれました。

* * *

来週から、この愛すべきメンバー達との合宿に入ります。
月末の第7回演奏会のため、そして大いに、音楽を楽しむため。

(ちなみに、読譜でテンテコマイの夏、でもあります笑)


追記:

私の拙い講演を聞いてくださったのは、様々な鉄鋼製品を作っている会社の皆さんでした。
4月、桜のもとでの演奏会を企画して下さったのも、こちらの会社の皆さんです。
素敵な、素敵な世界。そして、その世界はぐんぐんと広がりをみせています。
さらに素敵なご報告ができますように。
私も、とても楽しみなのです。












posted by K10 at 23:44| 関ヶ原

2010年04月11日

さくら さくら

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柔らかな春の日差しと、満開の桜。
いたるところに置かれた現代彫刻が、日本庭園にしっくりとなじんでいる。
しだれ桜の下に置かれた、クラヴィノーヴァでのコンサート。


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(演奏のある日は、デジカメを持って出るのをどうしても忘れて
 しまいます。素敵な景色がいっぱいの日だったのに、残念。)

* * *

演奏中。
白い鍵盤に、黒い蟻が一匹、とことこと歩いていました。
君も、一緒に弾く?

ふと、手の甲になにかがつかまった気がして見たら。
小さなテントウムシでした。
君も、一緒に弾くのね。


鳴き交わす、たくさんの鳥たちの歌。
足元の、柔らかな草と土の感触。
楽器の足に芝生がふさふさとかかる姿は、なんともはやキュンとくる。

野外でのコンサートは、思いがけない喜びに満ちていました。


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岐阜県関ヶ原にある、素敵な会社でのフォーラム。
企画・運営して下さった皆さま、本当に有難うございました。

そして、穏やかな春のひとときをご一緒してくださった皆さま。
本当にありがとうございました。



posted by K10 at 22:39| 関ヶ原

2009年04月18日

桜のもとで

4月11日の話。
澄みわたる空に、関ヶ原の桜は満開から散り初めの、まさに夢の時。
私がデビュー間もない頃から、静かにずっと応援して下さる、とても大切な方のお誘いで、伊吹和子氏の講演会に出かけました。

タイトルは「桜のはなし」。
会場は、大きく窓が切られた明るい部屋で、その景色は一面、桜、桜、桜 !!!
風がどうと吹くと桜吹雪がわあと舞いあがって、見ていると少し気が遠くなるほど。
そこに、柔らかな伊吹氏のソプラノのお声がゆったりと流れていきます。
桜の名のいわれから古事記へ、そして、伊吹氏がライフワークとされている源氏物語へとお話は進んでいき、クライマックスは源氏物語「若菜の段」。
琴の糸が心にきゅうと絡みついたようなせつなさを覚え、それが届けられたはるか1200年前を思い。そして、「本物」に接し続けられた伊吹氏の美しい姿勢にうたれました。
メモをとった手帳のページは、大切な時の記念に。

講演会後、伊吹氏にご紹介していただく光栄にあずかりました。
私は舞い散る桜の花びらを集めて、氏の新しい著書に挟んでいました。為書きを頂けることになり御本を差し出すと、やわらかな桜色の見開きに透き通るような桜の花びらを見た伊吹氏は、

「まあ!いい色。本当によく合うこと。嬉しいわ。」

…なんと美しい女性だろう。まるで、桜の精のよう。
私は少し、ぼんやりしてしまったのでした。


* * * * *

『めぐり逢った作家たち〜谷崎潤一郎 川端康成 井上靖  
 司馬遼太郎 有吉佐和子 水上勉〜』
 著:伊吹和子 平凡社

伊吹和子(いぶき かずこ)
1929年京都生まれ。エッセイスト。
京都大学文学部国語学国文学研究室勤務を経て1953年、谷崎潤一郎『新譯源氏物語』の原稿口述筆記を担当、引き続き中央公論社に入社。主に文芸書、文学全集などの編集に携わり、1984年の定年退職まで、多くの作家を担当する。著書に『われよりほかに 谷崎潤一郎最後の十二年』(第42回日本エッセイスト・クラブ賞受賞)、『川端康成 瞳の伝説』などがある。
※著書より引用させていただきました。








posted by K10 at 23:22| 関ヶ原
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