本当に、一瞬でした。そして、
「ありがとうございます」
そのひとことにつきる日々でした。
ひとつずつ振り返ってゆきたいと思います。
* * *
4月28日:
【せきがはら人間村おはなし音楽会】
ヴァイオリン:柴垣葉子さん、おはなしばあば:加藤奈津子さん、私。
ばあばが座っているのは、おはなし恐竜のキキ。
今年度最初の、おはなし音楽会。
テーマは《にじいろのはな》。
ゲストはヴァイオリニストの柴垣葉子さんでした。
《チャールダッシュ》、最っ高にかっこよかった

久しぶりの共演で、それも最高に嬉しかったです。
今回は、主催する(株)関ケ原製作所の社員さんが
一緒に絵本の読み聞かせをして下さいました。
素晴らしい美声で、私たちもうっとりと楽しみました。
おはなしを聞く部屋と、物語の世界が、音楽と一緒に
溶け合い、扉が開いていく感覚。
子どもたちと一緒に、そのむこうへ冒険にいく時間。
スタッフの皆様はじめ、遊びにきてくれる子供たち、ご家族。
関わるすべての皆様に、心より御礼申し上げます。
おはなしばあばは、さっそく5月の台本作りに。
来月はホルン、加藤惠三さんが再び人間村にやってきます。
5月26日(土)10:30、関ケ原でお会いしましょう♪
* * *
4月21日:
【せきがはら人間村フォーラム・オープニング花祭り】
株式会社 関ケ原製作所 http://www.sekigahara.co.jp/index.html
訪れるたび、その美しさに心打たれる会社です。
伊吹山を仰ぎ、今は緑、春の花々が咲き、そこここに佇む石彫の数々。
鳥の声、風の香。
今年のフォーラム、そのオープニングを宣言する会にて、
アンサンブル・カラヴィンカ http://blog.livedoor.jp/e_kalavinka/
で演奏させて頂きました。
関ケ原でのカラヴィンカの出演は、この度で2回目。
上記おはなし音楽会やその他の会で、メンバー個別で訪れることも
ありますから、アンサンブルとしてもここはずいぶんと馴染み深い
土地となりつつあります。
社会と芸術。
この強い結び付きを、アンサンブルのメンバーと共に、
より一層深く考えていきたいと思います。
関ケ原製作所の皆様、そしてカラヴィンカの友たち。
本当にありがとうございました。
* * *
4月15日:
【コンツェルト・ルーエ Nr.14 編曲〜作曲家は変身がお好き〜】
チャイルドライン支援コンサート
ソプラノ佐地多美先生にお声掛け頂き、この素敵な演奏会に
出演させて頂きました。
「変身がお好き」のテーマに合わせ、出演者一同様々に
衣装も変えて、とても明るく暖かなコンサートでした☆
音楽による社会貢献を、長年にわたり続けられている先生。
信じられない程の多忙な日々を送っていらっしゃいますが、
毎年開催されるリサイタルでは、日本歌曲の歴史と美しさを
ホールいっぱいに響かせられています。
巡り合いに感謝し、これからも学ばせて頂きたいと思います。
ご来場頂きました皆様にも、心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
* * *
4月10日:
【1927年製スタインウェイ、修繕へ】

滋賀県のとある小学校にて、開校当時に購入されたピアノ
1927年製ハンブルグ・スタインウェイ。
長年子どもたちとともにあったこのピアノが、
修繕のため、愛知県のピアノ工房へ運ばれました。
なんとも素敵な物語!
約半年の修繕期間を経て、今秋再び小学校の講堂へと戻ります。
このお話しについては、後日またあらためて。
* * *
4月9日:
【愛知県立芸術大学大学院(音楽学)初日】
県芸の桜ではありません、アシカラズ。
今年度から再び学生の身、その初日。
いまや履修届もPCからなのねー、と時代の変化に戸惑いつつ、
そもそも出身校ですからね。基本的に「庭」です 笑)。
でも、かつてとは「勉強したい熱」が違うな、やはり。
とても幸せです。
そして、四十路勤労学生です。
この日も午前のガイダンスを終えるや、車を飛ばして非常勤の
勤務先へ。こちらの大学も授業の初日。
一日に、学生の時間と先生の時間の両方をこなす。
これからはこれが日常です。
桜は、勤務先の大学で撮影。
しみじみと見上げました。
* * *
3月31日:
【第17回 マイネ・ブルーメ!コンサート】
幼い日、杉浦日出夫先生との出会いがなければ、私は決して
ピアノを続けてはいなかった。
本当に出来の悪い生徒でしたが、先生はいつも音楽の根幹を
教えて下さいました。
そしてそれは確かに、私の根となりました。
しっかりと大地に立つためだけではなく、様々な養分を
取り込むのに、最も重要な、根。
同門のピアニスト達との演奏会は、不思議な連帯感に包まれる。
忘れえぬ、幸せな日、舞台となりました。
そして今も日々芸術を探求し続ける先生。
まさに、音楽の騎士。
ご来場頂きました皆様に、心より御礼申し上げます。
そして、わが師に心からの感謝を捧げたいと思います。
本当に有難うございました。
これからも学び続けてゆきます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
* * *
駆け足で、ひとつきを振り返ってみました。
いや本当に、小さな私のキャパを超えた日々でしたが、
忙しいなどど言ってはバチがあたります。
(研究計画書が書き上げられなくて、勤務先からファミレスに
飛び込みどーにかこーにかまとめてそのまま大学へ。
研究室でプリントアウトして提出ギリギリセーフ、とか。
…先が思いやられます…)
そう!スペシャルな再会も多い4月でした。
15日のコンツェルト・ルーエでは、明和高校時代の友人T君と再会。
私は音楽科、彼は普通科で、同じクラスになった事はないのですが、
なぜだかたびたび、おしゃべりする機会があったんですよね。
アンサンブル・カラヴィンカのホームページで私を見つけてくれたのが、
再会のきっかけでした。
お互いきっと変わっているはずなのに(白髪とかね)、なんだかあんまり、
いや、全然変わっていない気がするのが、同級生なのかもしれないね。
28日のおはなし音楽会には、大学時代の演劇仲間K氏が。
実は去年から、大学の博士課程に在籍する彼の奥様とはご縁があった
のですが、まさか、あの「ガラス男さん(当時の役名)」の奥様だったなんて!
(ちなみに私は「事故で成長の止まった少年」の役でした…)
本当に、縁とはどこでどう繋がっているかわからないものですね。
ご家族お揃いでいらしてくれて、なんて幸せなんだろう。
そして奥様とは、またたまらなく素敵な企画が浮上中、うふふふふ☆
ぞろろーんと、巻物のような更新になりました。
最後までお読みいただき、有難うございます。
この連休は、溜まった楽譜と本を読むぞ。
(「牧神」、「白いロバ」、「廃墟」、「オトラント城」、
…キーワードだけでうっとり…♪)
皆様も、素敵な休日をお過ごしください☆

その名もストロベリー・ヒルというバラ。可愛い。
かの聖地巡礼はいつ叶うのかしら…