2011年07月16日

夏の庭、心の庭

この4月からは定期的に、関ヶ原の地へ通うようになりました。
はじめたのは、『おはなし音楽会』。
絵本や紙芝居と、音楽のひととき。
子どもも大人も、おはなし恐竜キキも、おはなしばあばも、
私たち音楽家も。
月に一度、同じ場に膝つきあわせて、物語に遊ぶ時を過ごします。

今日は「みんなでつくるおばけの世界〜おんがくにのせて〜」を開催。
小さな黒い厚紙は、「おばけの素」。
そこから想像をボンボンふくらませて、子どもたちは
思い思いのおばけ、「自分だけのおばけ」を作りました。
色画用紙も、ストローも、きらきらモールも、壊れたCDディスクも。
素材は自在に形を変え、同じおばけは全く見当たりません。

集中した指先。
そこに繋がる頭脳で繰り広げられている「物語」は、
鍛えられている刀さながらに熱いのでしょう。

子ども達が制作している場で、私はずっとピアノを弾いていました。
ブルグミュラーの《アラベスク》を弾いたら、ひとりの少年が
「それ、習ったよ。」
彼はその後、素敵にダンディな演奏をプレゼントしてくれました。

大好きな工作、自分のおばけを作っているその指で、楽器は歌う。
作りかけのおばけが、譜面台で待っています。
見えませんか、まさにそこに、muse が。

またぜひ、聴かせてね。

  あまりに素敵な時間と場所すぎて、いつものことながら
  写真撮影を完全に忘れておりました、ううむ。
 
  イベント終了後に撮った、大きな窓から見える芝生と
  真夏の空。

DSCN2071.JPG


7月30日は、「関ヶ原こどもの日」。イベント・タイトルは同じく、
「みんなでつくるおばけの世界〜おんがくにのせて〜」ですが。
物語のはじまりが、全然違うのですよ。

<さあ!ひとりぼっちの魚、ジョンに会いに行こう。>

関ケ原の若き仲間達が、素晴らしい仕掛けを準備してくれています。
まさに、スペクタクル!

そして我々音楽家も、腕をふりふり待っています。

夏の庭、心の庭へ。
その道は人間の魂に続いていると、私は信じています。

お力添えくださる全ての方々に、深く御礼申し上げます。


posted by K10 at 23:26| 関ヶ原
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