非常勤講師を勤める大学のレッスン、試験が終了し、
さあ、春休み。
学生、教員いずれにとっても、この春休みの使い方が、来年度の生活を決めると言っても過言ではないように思います。
(20年後にこんなこと言っているなんぞ、やんちゃな学部生だった頃の私に聞かせてみたいもんだ…)
まず読譜と練習。
そして、読書。
時間には限りがありますから、よくよく考えながら、
歩を進めていきたいものです。
* * *
昨年末、我がアトリエにピアノが到着しました。
これからの旅を共にする相棒を探し続けて、約10年。
やって来たのは、非常に手の込んだカスタマイズが施された、国産のフルコンサート・グランドピアノです。
決して広くはない自宅アトリエに、フル・コンだなんて。
重低音好き極まれり、でもあるのですが、決め手となったのは、楽器の試弾時に感じた、経験したことのない「優しさ」の感覚。あのような繊細な感覚に包まれたことはこれまでになく、なにか、魔法に出会ったような気持ちがしました。
この子と巡り合うまでにも、色々なドラマがありました。
偶然やタイミング、言葉にしがたい「流れ」のようなもの。
そういえば、昨年リストアが終わった「
豊郷のピアノ」との出会いも、本当に不思議なものでした。
楽器とは、やはり存在そのものがドラマティックなのだなあ。
* * *
近年、
アンサンブル・カラヴィンカの代表であり、また大学院博士後期課程の学生でもある、フルーティスト丹下聡子さんとの共演から、フルートとの作品を数多く演奏する機会を得たのは、私にとり非常に有難い経験となっています。
3月には、彼女の門下生発表会での伴奏を受け持たせて頂きますが、また新たな作品と出会えること、そして音楽とフルートを愛してやまない生徒さん達との出会いに、とてもワクワクしています。
アンサンブル・カラヴィンカ第10回定期演奏会(5月17日:名古屋・熱田文化小劇場)では、ディティーユのソナチネを共演させて頂きます。
ううむ。嬉しくてドキドキする。
* * *
その他、修士論文研究のための読書、調査。
来年度の
「おはなし音楽会」の準備。
…頭のなかがワンルームな私に、ちゃんとこなせるのか。
すでに不安だったりします。
が、
2013年いきなり私の心を捕えて離さないハニー登場☆

!!!!!
SHERLOCK!!!!!
NHK海外ドラマホームページ細部までよく作り込まれていて、もう大興奮。
随所に散りばめられた、原作からの様々なトピック。
全部解析したい。
つまり原作を読み直したい。熟読したい。
(思い出すなあ、小学校の図書館)
偕成社の全集、大人買いの誘惑…。
そして画面に流れる、あの懐かしいシアンの色。
ああ、ロンドン。あの街の風景は、いつの季節も、時間も、
いつもなぜか、大気に色がついているような独特なシアン。
すべてが、青ざめて見えるのです。
21世紀のシャーロック・ホームズはホームページを持っている。
☆≪推理の科学≫
The Science of Deduction もちろん、ワトソン氏も。
☆≪Dr.ジョン・ワトソンのブログ≫
The brog of Dr.John. H.Watsonええ、これで英語も勉強しますから(言い訳)。
ロンドン行きたい!!!!!
(そして、迫りくる確定申告の足音。ああ。)